朝日新聞メディアプロダクション

笹木 菜々子 : 編集制作部

入社4年目。大学の専攻は食物栄養学。学生時代のほとんどは白衣姿で過ごし、管理栄養士の資格をとりました。大学4年から編集プロダクションでインターンをしていたのですが、そのまま内定をもらって、レストラン雑誌の編集部へ。三つ星レストランや高級料亭がきらめく世界は刺激的で、学ぶことも多かったけれど、毎日深夜まで、土日もなく働く日々が続き……。実家では何十年も朝日新聞を購読していて、その一部を作る仕事はなんだか安心感があって、転職しました。今の仕事の基本は短信づくり。全国で開催される展覧会やコンサート、舞台、イベントなどの「お知らせ」の編集です。その他にも、大小コラムの取材や、新聞購読者向けの冊子の編集、朝日新聞社が主催するイベント(ダンスコンクールや草サッカーなど)の取材で遠くへ出かけることもあります。

ランダム・ダイアリー

○月○日
短信づくりのために、さあ今週も東京の展覧会を5本探さないと。有名画家の油彩、重厚な色合いが素敵だな。新進気鋭の作家の立体作品、これって紙で作られてるの? おどろいた、面白い。ジャンルに偏りなく、幅広い年代の作家を紹介しなくちゃ。この仕事がきっかけで陶芸が好きになり、週一で陶芸に通ってもうすぐ2年。たまに立ち寄る青山のギャラリーを調べたら、美濃と唐津焼の茶碗の展示がやっていた。薪窯ならではの紋様が渋い! あと1本はこれにしよう。
○月○日
午後から紙面の「読み合わせ」。原稿に間違いがないか、二人でペアになってチェックする。一人は原稿を読み、もう一人は資料に印をつけながら、一文字ずつ潰していくように点検。読者に正確な情報を伝えるために、手を抜いちゃいけない。集中すると、目が疲れる。
○月○日
映画コラム「私の描くグッとムービー」、自分の担当回が掲載された。著名人に「私の1本」だと思う映画を挙げてもらい、映画をイメージした絵の制作と、コメントを依頼する。今回頼んだ画家の桑久保徹さんは、少し前に短信で個展を紹介したご縁もあって、快く引き受けて下さった。普段は油彩を描かれているけれど、コラムの絵は水彩。なんと20年ぶりだって! 読者から感想のお便りが届いたので報告したら、「やってよかった」と桑久保さん。私も心から「お願いしてよかった」と思っております。
○月○日
韓国の釜山から成田空港へ向かう飛行機に乗って移動中。旅行じゃなくて、仕事帰りです。朝刊別刷り特集の、旅をテーマにした「be Extra Travel」の取材で、クルーズ客船に2泊3日。船上とは思えない充実したグルメで、毎日食べ過ぎちゃった。360度、海に囲まれた景色も美しかったな。紙面に使えそうな写真がたくさん撮れて、安堵の帰路。ずっと一人で気を張っていたからか、ものすごく眠い。成田に着くまで爆睡だ。
○月○日
朝日新聞社が発行する月刊の小冊子「スタイルアサヒ」。Aプロは新聞だけでなく、こうした媒体編集も行う。今日は「西川和尚のらくらく精進料理」の中身を考える。朝日新聞京都版で5年目に入った連載の中から、季節に合うメニューを選んで再掲載。冊子の進行スケジュールは早いので、まだ真夏だけど、11月号のメニューを検討中・・・。秋だし、バターを利かせた「栗のスープ」を載せようかな。

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