近畿や北陸、中国、四国の17府県に配られる新聞の地域面の作成、地域面向けに発信された記事や写真の校閲、朝夕刊に掲載される特集ページの作成。この三つが主な業務です。夏の高校野球の地方大会決勝のPDF号外や、希望校に無料配布している教育特集「知るシリーズ(原爆・沖縄戦・水俣病)」も手がけています。読みやすい紙面をお届けするために、それぞれのプロがスクラムを組み、毎日奮闘しています。
買い物に行く、趣味を楽しむ。見聞きすることすべてが紙面作りにいかすことができます。好奇心旺盛な人に向いている仕事です。数カ月の研修を受けて独り立ちしたら、年齢に関係なく活躍できます。見出しやレイアウトの部内勉強会のほか、震災を記録した施設を見学したり議会を傍聴したりする社外研修も行っています。毎日、1つの紙面を完成させます。充実感も味わえます。
田中 佐知
仕事の内容
新聞で地域面と呼ばれるページの見出しとレイアウトを考える仕事をしています。その日ごとに出てくる記事が違うので、全く違うものを毎日作れるのと、翌日すぐに自分の作ったものが紙面という成果として確認ができるのが魅力です。その地域ごとの人々の暮らしに直結する記事が多いので、より読者目線でわかりやすく・身近に感じやすい紙面になるよう意識しています。
私のオフ
休みの日は舞台やライブを見に関東方面に遊びに行くことが多いです。多い時は月に2、3回行きます。あまり観光はできていないので、今後は観光らしい観光をするのも目標です。映画を見るのも好きなので映画館にもよく行きます。サブスクは複数登録していますが、映画館で見る特別感が好きです。
広告特集制作は、大学や企業、自治体、エンタメ、住まいや街づくりなど幅広いジャンルに対応。朝日新聞のロングラン企画にも多数携わっています。新聞読者向け冊子「スタイルアサヒ」などの制作も私たちの仕事のひとつです。新聞制作のプロとしての高い信頼性で、自治体など各種団体の冊子ほか、グループ外からの業務にも積極的に取り組んでいます。
朝日新聞主催などグループ関連催事の運営を多数行ってきました。そのノウハウを活かし、独自の催事も企画・実施しています。大阪北部のターミナル、千里中央にある、A&Hホールの運営等も行い、自主企画も開催しています。
大和田 真理子
仕事の内容
朝日新聞広告特集や各種媒体の取材・編集・制作を担当しています。一つの制作物に、ライター、カメラマン、デザイナー、校閲など多くのスタッフが関わるため、何事にもわかりやすく丁寧に、明確な指示を出すように心がけています。幅広いジャンルを手がけているため、大学の学長や先生、企業の担当者、地元の学生、映画監督や俳優といった多岐にわたる取材を経験して、自分の視野が広がるのがこの仕事のやりがいの一つです。
私のオフ
子供の頃から音楽が好きで、出産前は社会人吹奏楽団に所属し、クラリネットを演奏するのが週末の楽しみでした。今は出産して2人の息子がいますので、週末は子どもたちと大きな遊具のある公園巡りをしたり、皆で近所を散歩して松ぼっくりやドングリを拾ったりとのんびり過ごしています。朝早く起きて一人でぼーっと過ごしたり、子どもたちが寝た後、夫婦でお酒を飲みながらテレビや映画を見たりする時間が息抜きになっています。
大阪管内の地方版広告組版を受託する広告EDIセンターとして1999年にスタート。広告会社と新聞社の間で潤滑油のような存在にという思いで、コミュニケーションを重視してきました。受託は本紙へと拡大していき、大阪本社編成業務でかなりの部分を任されるようになりました。広告入稿管理の他、土日祝の紙面変更対応、地方版段数調整やオープン地域管理、小型広告組込など責任の重い担当が増えましたが、朝日新聞制作に携わることを誇りに、正確な広告掲載に貢献していきたいです。
早野 都志子
仕事の内容
広告編成業務で新聞制作に携わっています。業務内容は多岐にわたり常に緊張感を持って臨んでいます。メイン担当は地方版広告で、編集・広告会社・編成管理の間で、広告の掲載段数、多色広告、中面取りなどの調整をしています。その上で、日々、広告をスムーズに入稿させ、工程を守り降版させて一日が無事終了となります。そのためには様々な部署の方との連携が不可欠で、大変な事も多いですが貴重な経験となっています。
私のオフ
趣味も多岐に。口コミやCDショップでの曲探しや、ライブ会場で生の音楽を楽しむため全国各地へ。推しはMr.children。気候のいい時期には、美しい景色や山ご飯を楽しむため低山ハイキングに行きます。お笑いも大好き。テレビだけでなく劇場にも足を運びます。友人と初めての土地で街歩きしながらご当地のスイーツやパン巡りなどなど。仕事をスパッと忘れて、別世界に身を置くことで、自分をリセットし英気を養っています。